中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)とは

中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)とは、取引先が倒産するなど理由により、事業者が連鎖倒産や経営難に陥ることを防ぐための制度です。

事業者は毎月任意の掛金を支払い、取引先が倒産するなどした場合に、掛金総額の10倍(最高8,000万円)までの範囲で、無担保・無保証人で共済金を借り入れることができます。

共済金の借入ができる取引先の倒産等には、①取引停止処分 ②私的整理 ③破産手続開始の申立て等 ④災害による不渡り ⑤特定非常災害による支払い不能、などがあります。

毎月の掛金は、法人事業の場合は損金に、個人事業の場合は必要経費に算入することができます。また、共済契約を解約することで解約手当金を受け取ることもできます。掛金を12ヶ月以上支払っていれば掛金総額の8割以上が、40ヶ月以上支払っていれば掛金全額が戻ってきます。

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