短期と長期(流動と固定)

「短期借入金と長期借入金」に代表されるように、会計では「短期」と「長期」を区分することがよく行われます。基本的に、1年未満を「短期」、1年以上を「長期」とするのがルールで、流動資産・負債や固定資産・負債の区分にも、基本的には1年基準が適用されます。

財務分析でも、短期と長期(流動と固定)を区分して指標を出すことが多いのですが、中小零細企業では、例えば「短期借入金は社長からの借入金」、「長期借入金は金融機関からの借入金」とだけ区分していて、1年基準には適応していないケースが多く見られます。

財務分析の数値を正確に読み解くためには、短期と長期(流動と固定)の区分の仕方を見直す必要があるのかもしれません。

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