「電子手形」とは、従来の紙の手形に代わって、電子的な記録上において手形の振出、割引、裏書譲渡などが行えるように設計された決済システムのことです。インターネットのｗｅｂ画面上で操作することができるので、紙の手形のような発行、保管コストや紛失リスクを軽減、回避することにつながります。

また、電子手形の受取額のうち一部だけを割引や裏書譲渡できる「分割割引」「分割譲渡」も可能で、必要な額だけを決済に回すことができるので、その分、割引料を軽減できるなどのメリットもあります。