損益計算書は短期、貸借対照表は長期

1年決算の会社の場合、1年が終わって新しい期に入れば、損益計算書の数字は0に戻ります。また新たに1年間売上を積み上げ、経費がかかって、利益(損失)が増減しながら進んでいき、その期の損益計算書が作られていきます。そして1年が終われば、また数字は0に戻る、を毎期繰り返していきます。

一方、貸借対照表は違います。全ての数字は毎日引き継がれ、決算日を跨いでもそれは変わりません。期末の数字が期首の数字に引き継がれ(0にはならず)、日々増減を重ねていくのです。

つまり、損益計算書は1年過ぎれば一旦チャラになって新たにスタートすることができるので、過去に遡ってもせいぜい1年。ゆえに、短期的思考で眺めがちです。しかし、貸借対照表は創業から今日までの積み重ね(できたものもできなかったものも)が数字として表されるので、長期的思考で眺める(べき)ものです。

その会社の歴史、歩みが貸借対照表には現れています。これまでいろんなプロセスがあったにせよ、今日の貸借対照表が今の会社の現状を表しています。内容不明の、または実際と一致しない数字はありませんか?資産と負債のバランスは?資金繰りの余裕度は?自己資本に厚みはありますか?

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